ミオちゃんのかしこくお金を働かせよう

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投資をはじめるには、どのくらいお金が必要?

 

株や不動産に投資するっていっても、たくさんのお金が必要なんじゃないの?

 

確かに、個別株や不動産の現物を買うのには多額のお金が必要になります。

 例えばトヨタ自動車の株を買うのには、60万円以上(単元株100株の価額)必要ですし、ユニクロで有名なファーストリテイリングにあっては、500万円以上が必要になります。不動産にいたっては言うまでもなく多額の資金が必要になります。

 

ところが、投資信託という金融商品が、投資家への参入障壁をグッと引き下げてくれました。

 

投資信託とは、多くの人から小口の資金を集めて、専門の運用会社が株や債券、上場不動産投資信託REIT)などに投資をし、利益を投資家に還元する仕組みの金融商品です。

 

最近では、銀行や証券会社が盛んに投資を勧めているのでご存知の方も多いでしょう。

投資信託には、販売会社、運用会社、信託銀行の3つの機関が登場します。投資信託は、まず運用会社で作られ、主に証券会社や銀行などの販売会社が販売し、多くの投資家からお金を集めます。投資家から集めたお金はひとつにまとめられ、資産管理を専門とする信託銀行が保管します。運用会社は、集めたお金をどこに投資するかを考え、信託銀行に指図し、その指図に従って信託銀行が株などの売買を行います。

 

このように3つの機関がそれぞれの役割を果たす仕組みになっているので、万一、販売会社や運用会社が破綻しても財産は信託銀行が保管しているので守られることになります。また信託銀行は、投資家から集めたお金を信託銀行自身の財産とは分別して管理することが法律上義務づけられていますので、万一信託銀行が破綻しても財産は守られることになります。

 

投資信託は、投資家保護のための法整備がしっかりなされているといえるでしょう。

 

現在、各金融機関から様々な投資信託が販売されておりますが、1万円から投資できるものがほとんどだと思います。